100回聴いても飽きないアルバム③ エラ・フィッツ・ジェラルド《マック・ザ・ナイフ〜エラ・イン・ベルリン》
名曲《マック・ザ・ナイフ》 舞台「三文オペラ」の劇中歌でジャズのスタンダードナンバー。様々な歌い手さん達がカバーする中、今だ圧倒的な魅力を放つ名演中の名演。エラ姉さん、全盛期の最高にチャーミングな歌声です!
名曲《マック・ザ・ナイフ》 舞台「三文オペラ」の劇中歌でジャズのスタンダードナンバー。様々な歌い手さん達がカバーする中、今だ圧倒的な魅力を放つ名演中の名演。エラ姉さん、全盛期の最高にチャーミングな歌声です!
これほど丁寧に脇役の背景を綴った朝ドラがあったでしょうか? 尻上がりに好調な視聴率で、いよいよ最終回を迎える《ひよっ子》 出演者全員に何らかの見せ場を与えたこの群像劇は、作り手の温かさに溢れたドラマでした
何度不倫を繰り返そうとも、刹那の恋慕の衝動にあがなうことのできない女優、斉藤由貴。処女性と娼婦性を併せ持つ魔性の女に、世の道徳観や倫理観などは一切通用いたしません。
その眼の奥底に光る凄まじいばかりの探究心。物事の虚飾を徹底的に嫌い、生身を晒したその生き様は、何度も傷つき挫折した者のみが醸し出す、優しさに溢れています。
ももいろクローバーZは、百田夏菜子なのです。早見あかり脱退後、5人のメンバーが固定されて以後、またたく間に国民的インチキアイドルに駆け上がり、来年、結成10周年を迎える今、リーダー百田夏菜子様に思いを込めて…。
「♪ヒットエンドラ〜ン!」の一発屋芸人だと思ったら大間違い。女芸人は言うに及ばず、すべての芸人の中でも、飛び抜けた発想力と特異な世界観の持ち主。妄想堕天使の溢れんばかりの才能は、芸人の枠を軽ーく飛び越えてしまいます。
そのシンガーが歌えば、どんな歌でもブルースになる。強烈にブルースを感じさせてくれる日本の歌い手さんといえば? 超私的なセレクトで、昭和から現代に至る日本のブルースシンガーを勝手に語らせてもらいます。
夭逝の童謡詩人、金子みすゞ。その短い生涯の間に500余編もの詩を綴ります。子供のままの感受性で世界を感じ、純粋無垢な視座から、広く俯瞰した神の視座へダイナミックに移行するその詩編の振り幅は、自身の祈りと絶望の人生に、転写されてしまうのです。
七面倒くさい理屈やアーティスト感のすべてを排除した、まったく意味のない単純明快スカスカのラヴソング。《うぶな少女のプラトニックなひと夏の恋》ただそれだけの物語がそのメロディーに乗って、聴き手の胸の内で大きく膨らんでゆくとき、時間の経過と共に沢山の意味を持ち始めます。
1950年代のアメリカンポップスを代表する女性ボーカリスト、パティ・ペイジ。その何とも言えぬ哀愁をともなった甘い歌声は、沢山のヒット曲を生み、その曲の数々は日本のポップスシンガーがこぞってカバー、和製ポップスの礎を作りました。