詩人《金子みすゞ》の祈りと絶望。自らの命を泥の沼に沈め、死後50年の時を経て、その絶望の沼に一輪の花を咲かせた、金子みすゞの祈りとは?

夭逝の童謡詩人、金子みすゞ。その短い生涯の間に500余編もの詩を綴ります。子供のままの感受性で世界を感じ、純粋無垢な視座から、広く俯瞰した神の視座へダイナミックに移行するその詩編の振り幅は、自身の祈りと絶望の人生に、転写されてしまうのです。

あぁ麗しの昭和歌謡曲① 黛ジュン《天使の誘惑》作詞・作曲・編曲、そして歌声、そのすべてがパーフェクト。これぞ昭和歌謡曲だぁ! 

七面倒くさい理屈やアーティスト感のすべてを排除した、まったく意味のない単純明快スカスカのラヴソング。《うぶな少女のプラトニックなひと夏の恋》ただそれだけの物語がそのメロディーに乗って、聴き手の胸の内で大きく膨らんでゆくとき、時間の経過と共に沢山の意味を持ち始めます。