連続テレビ小説《半分、青い。》 わたくし、楡野鈴愛役《永野芽郁》の魅力のみで毎朝視聴しております。
神聖な朝ドラに、くっついては離れてを繰り返す沢山のラヴロマンスを散りばめた、恋愛ドラマの大家《北川悦吏子》脚本の問題作。 永野芽郁の演技が群を抜いて魅力的。ダテにスマートフォンのCMに、深田恭子&多部未華子と並んで抜擢されていたわけではないのです。
テレビドラマの紹介
神聖な朝ドラに、くっついては離れてを繰り返す沢山のラヴロマンスを散りばめた、恋愛ドラマの大家《北川悦吏子》脚本の問題作。 永野芽郁の演技が群を抜いて魅力的。ダテにスマートフォンのCMに、深田恭子&多部未華子と並んで抜擢されていたわけではないのです。
日テレ坂元祐二作品の人間を描く会話劇は、厳しい現実を何とか誤摩化しながら生きている僕たちをいつの間にか、逃げ場のないフィールドに容赦なく叩き込みます。
これほど丁寧に脇役の背景を綴った朝ドラがあったでしょうか? 尻上がりに好調な視聴率で、いよいよ最終回を迎える《ひよっ子》 出演者全員に何らかの見せ場を与えたこの群像劇は、作り手の温かさに溢れたドラマでした
現在放映中の水曜ドラマ《過保護のカホコ》は、ドラマの内容としては未だ何とも言えないのですが、主演・高畑充希の演技は、見ているものを有無を言わさず引き込む力が、尋常ではないのです。
高の役者陣、最高の美術・衣装、最高の照明、最高の音楽。そして最高の脚本。このすべての奏でる音が、素晴らしいハーモニーとなってテレビ画面から放たれる時、ひねくれ者の僕でさえ、「良いものを観させて頂きました。」と素直に言えるほど、こころが洗われます。
今やテレビドラマはどの年代層をターゲットにすれば良いのかすら予測出来ず、どの局も視聴率の低迷に苦しんでおります。その中で、ドラマ《深夜食堂》シリーズは、深夜放送にもかかわらず高視聴率を続けています。その理由は、僕ら中高年の疲れ果てた悲しきオヤジ共の心に、素朴で懐かしい、あたたかな料理を振る舞ってくれるからなのでしょう。
主題歌・オープニング映像・美術・ナレーション・役者のキャスティング・時代背景。そして脚本のすべてがガッチリハマっていて、作り手の熱がテレビ画面からダイレクトに伝わる作品。今後、大ブレイクの予感!(僕だけ?)