映画一覧

映画の話題

映画《土を喰らう十二ヵ月》 久々に日本人にしか生み出せないであろう 作品に出逢った気がした。 色々な意味で味わい深い秀作映画。

《シネマの神様》に続く沢田研二主演映画《土を喰らう十二ヵ月》。 昭和の時代に書かれた水上勉の料理エッセイを中江裕司監督が映画化。暖衣飽食の令和ニッポンに《食する》《愛する》《育む》《生きる》《死ぬ》の本当を今一度問うた舌触り最高の作品!

《キネマの神様》沢田研二と志村けんの狭間、有漏路と無漏路の狭間に横たわる、川面のスクリーンに映し出された、人生の最後に観る一本のシネマとは?

山田洋次監督《キネマの神様》 人々が始めて経験したコロナ禍の収束後に、多くの日本人が切望している映画とは何か? その答えをこの映画《キネマの神様》で観せてほしいと願うのは、山田洋次、志村けん、沢田研二のファンだけではないはず。

映画《キネマの神様》主演:志村けんの代役は、な、なんと沢田研二に決定!! ジュリー久々の話題で、コロナ禍を吹き飛ばすほどの嬉しすぎる爆風が吹き荒れます!

いやぁーーっ、なぜか嬉しい、頼もしい。 山田洋次監督・映画《キネマの神様》の主演:志村けん代役が、まさかまさかの沢田研二に決定! というビッグニュースが飛び込んでまいりました。

映画《ジョーカー》 この映画は、あなたに激しく問いかけます。この主人公の心の葛藤が、「あなたの心の深い場所で確実に響きあっていることを認めることが出来るのか?」と…。

「僕達は未だかつてこれほどまでに、おぞましい笑い声を聞いたことがあったか?」全生物の中で唯一《笑い》という感情を持つ人類。しかし、その《笑い》という《陽》の感情の奥に隠されているのは、《不安》《不信》《嫌悪》《失望》《恐怖》《怒り》《絶望》《破壊》という人間が持ってしまうすべての《陰》の感情。 はたしてこの《笑い》という切り札(ジョーカー)は、《滅亡》への切り札なのか?《救済》への切り札なのか? 

映画《グリーンブック》 いつまでも浸っていたい映像と音楽。ずっと見続けていたかった…、永遠に終わってほしくない映画でした。

映画の内容や結末よりも、二人の役者の掛け合い、映像、音楽の、すべての要素が心地よく響き合い、なんとも言えない気持ちよさを味わうことのできる、ハリウッド映画には珍しい繊細で気品のある作品でした。

不朽の名作・映画《スモーク》 そのラスト5分のファンタジーは、僕たちに何を教えてくれたのか? 

嫌煙運動家が見たら卒倒しそうな全編喫煙シーンの映画。しかし、その煙草の煙のようなもの(嘘)も、人生には必要不可欠な要素ではないのかと全編を通して語りかけくれる、いつまでも浸っていたい最高に心地よい肌触りの物語なのです。