M-1 2022 タイタン所属・ウエストランドの優勝は、コンプライアンスにがんじがらめにされた令和の表現者(芸人)たちの魂の咆哮だったのか!
史上稀にみるハイレベルな闘いを魅せてくれた《M-1・2022決勝戦》。その中で圧倒的な雑魚感を発し続けるウエストランド・井口の毒舌マシンガントークが、観客と審査員の支持を獲得し見事優勝! 誰もが感じていた時代の閉塞感を笑いで吹き飛ばしてくれた素晴らしい優勝でした!
史上稀にみるハイレベルな闘いを魅せてくれた《M-1・2022決勝戦》。その中で圧倒的な雑魚感を発し続けるウエストランド・井口の毒舌マシンガントークが、観客と審査員の支持を獲得し見事優勝! 誰もが感じていた時代の閉塞感を笑いで吹き飛ばしてくれた素晴らしい優勝でした!
史上最高得点を叩き出し、激戦の《キングオブコント2021》を勝ち抜いた生粋のコント師《空気階段》。その世界観は異質な他者への思いやりと寛容性。マイノリティーをイジリながらも、広く俯瞰したその優しさはどこから来るのか?
決勝進出者すべてのコントが最高に面白かった!! 今までの《キングオブコント》の歴史でこれほどまでにレベルの高かった決勝戦はあっただろうか? 設定、脚本、笑いの質、演技、すべてにわたってオリジナリティー溢れるパフォーマンス。これこそ時代のコンプライアンスや言葉狩りを逆手に取った令和コント師達の心意気!
《ボケ》の異常性を遥かにしのぐ《ツッコミ》の異常なつっこみ。その《ツッコミ》をつっこみたくなる第二の《ツッコミ》の立ち位置で見せられる観客は、知らず知らずのうちに異常な言葉遊びのしゃべくり漫才《キュウ》に洗脳されてゆくのです。
白髪まじりの細っいオッサンラッパー・西森洋一。 誰にも真似できない、誰にも誇れないオンリーワンのお笑い感性。伝統芸とは真反対の道を歩き続ける東大阪の町工場出身の旋盤工・ゴッドハンド洋一。「中小企業ーーーーーーっ!!」「はい、技術で返してくださいね!!」
今週の《岡村隆史のオールナイトニッポン》で、相方の矢部浩之が、先週の放送で不適切な発言があった岡村隆史を延々と公開説教するという、あまりにも悲しくてつまらない番組を聴いてしまい、「稀代の芸人一人、殺してしまう気かぁーーーーーーっ!」と大声で叫んでしまうほどにやりきれなさを感じたのです。はたして本当に、岡村隆史だけが悪いのか?
漫才界世紀の大発明《リターン漫才》。どんなテーマも、このひな形(テンプレート)に落とし込めば爆笑漫才間違いなし! 調子に乗ってもう一本!
漫才界世紀の大発明《リターン漫才》。どんなテーマも、このひな形(テンプレート)に落とし込めば爆笑漫才間違いなし! 12年間埋もれていた《ミルクボーイ》は、何の前触れもなく(漫才師の間では話題になっていたらしい)、いきなりM-1グランプリ決勝戦のひのき舞台で大爆発! 一夜にして漫才師の頂点に立ちました!
いやぁーっ、今年のM-1決勝はすべての組が面白かった! 画面からも伝わってくる会場の重くて異常な空気感の中、大本命の《和牛》を抑え過去最高レベルの戦いを制したのは、若手実力ナンバー1の《霜降り明星》! やっぱりM-1は面白い!!
短いめになった鉛筆の持つとこ長くする銀色のやつをボロボロ、ボロボロまき散らしながら、今年もM-1決勝戦を前に、派手に散っていった《Drハインリッヒ》。 何も失っていないのに何かを取り戻そうとする旅は、《M-1グランプリ》を目指す旅とは異なるのか?