沢田研二と沢田研二の相克 隠れた名曲《風は知らない》から読み解く、ジュリーのまだ見ぬ大空の景色。

相反する二つのジュリーで成り立つ沢田研二。《エンタメ気質》と《芸術家気質》のせめぎあいの中、常人では考えられない程の葛藤を抱えながら、スーパースター・ジュリーは50年歌い続け、生涯、枯草の上を飛びながら、闘い続けてゆくのでしょう。

《沢田研二さいたまスーパーアリーナ・ドタキャン騒動》に考える、《エンターテーメント》におけるプロフェッショナルとは何か?

ジュリーは転んでもタダでは起きません! 《ドタキャン騒動》という超ネガティヴな話題で連日ワイドショーを賑わせている沢田研二。当初の否定的な報道が、ジュリーの謝罪のメッセージインタビューが流されたのを機に風向きは徐々に変わってゆき、今やコンサートツアーの一大プロモーションの様相を見せており、今現在のジュリーを大衆に知らしめる絶好の機会となっているのであります!

《初恋の匂い薫る名曲10選》ラジオから流れ出るミュージック。ジジィになっても胸にジュンとくる、永遠の=Song of first love=

心の準備のないまま、ラジオから不意に流れてくる邦楽や洋楽の数々。一切その曲のイメージを持たないまま(意味や理屈)まっさらな心で受け取ったメロディーと言葉の響きは、ダイレクトに僕たちのDNAの波動にシンクロします。それはまるで初恋のときめきにも似た一瞬の煌めき。

あぁ麗しの昭和歌謡曲⑧ 橋幸夫《恋のメキシカン・ロック》昭和リズム歌謡の傑作! ラテンロックのリズムに乗って♪ゴーゴー!ゴーゴー!

僕たちが、♪メキシカンロック、ゴーゴー、ゴーゴーと口ずさめば、ラテンのステップを踏みながら満面の笑みで躍り出てくる角刈りの貴公子・橋幸夫。いまだ現役の75歳。 天下無敵の歌唱力と、パンチのきいたロックとルックで、ゴーゴー、ゴーゴーなのです!!

沢田研二・70YEARS LIVE『OLD GUYS ROCK』福岡国際センター観戦記 福岡の大空に吹いた二人の風は、きれいな虹にめぐりあえたか?

「ボーーッと生きてんじゃねぇーよっ!!」と、毎週チコちゃんに叱られ続けている僕は、「これではいけないッ、目を覚まそう!」「いつまでも引きこもっている場合ではない!」と、福岡国際センターへ。 僕より十ほど年上の沢田研二は《沢田研二70YEARS LIVE『OLD GUYS ROCK』》と銘打って、今年も元気に全国66箇所のツアーを敢行中! いまだ衰えをしらない沢田研二と柴山和彦。この二人のスーパージジィの福岡で起こした風は、はたして、ボーーッと生きている僕の心の中を吹きぬけたのか?(知らんわっ!)

ももクロ新曲《あんた飛ばしすぎ!!》 やっと、やっと、やっと、やっと、やっとぉー、思ってたんが来たぁーーーーーーーーーーーーっ!!

やっぱ、こうでなくては ももいろクローバーZの新曲《あんた飛ばしすぎ》が配信されました。  ずーーっと、ずーーっと、もやもやしていた心の霧を この曲が一瞬にして一発で、パッカーーーーンと打ち払ってくれたのです!

《一休宗純》権威、偽善、そして常識を徹底して嫌ったパンクロッカー、けっして誤魔化しを許さなかった稀代の破戒僧。

すきすきすきすきすきっすき、一休さん。 アニメのイメージの一休さんは、ほぼ作り話。パンクロッカー《一休宗純》は、女色、男色なんでもござれ。寒さを凌ぐために、なんと仏像さえも燃やしてのけるアナーキーぶり。その手ごわさは誰も太刀打ちできません。

《風を感じる名曲10選》あらゆるジャンルの中から超私的に厳選した =Wind Songs =

目には見えず、心と身体で感じる自然現象《風》。古の昔から日本人は想いの丈を《風》に託し、その時々の心情を《風》に置き換え、繊細で豊かな感受性を育んできました。そしてその感受性は、和歌や短歌や俳句という日本独自の文章表現に変換され、今では流行歌にも受け継がれながら、人々の心に多種多様な風を吹かせています。