《Aマッソ》天から授かった才能の持ち主は、もっと売れんとあかんのや〜っ!

amakouinta

デビュー当時から、実力は高く評価され、将来を嘱望されていた《Aマッソ》。その原石ダイアモンドは既にブリリアント・カットに研磨され、後はネックレスや指輪として加工され商品化されるのを待つのみです。誰か買ったってくれや〜っ!

Aマッソ二回目の登場です。前回は簡単な紹介のみで終わっていたので、今回は少し詳しくお話を。

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日本の芸人のレベルが上がってゆく中で、男芸人をネタや演技等の実力で凌駕する女芸人も沢山登場してきております。その中で群を抜く面白さなのが《Aマッソ》

漫才、コントのネタの創作は加納愛子のもので、その独創性溢れる発想力は、同業者の評価は大変高いのですが、いまだ一般の観客には 、本当の面白さが伝わっておりません。

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漫才やコントをやる上において最も重要なのはネタの独創性と完成度だと思うのですが、これを客に伝える為に不可欠なものは演技力。

もちろん二人ともレベル以上のものはあると思うのですが、ボケやツッコミのセンスやワードが、奇想天外(高度?)過ぎて、客が理解出来ないまま次の展開に進んでしまい、 せっかくのボケやツッコミの多くが流されている様に思えるのです。

WボケWツッコミで、ネタによって(笑い飯のように)入れ替わるのですが、ボケを説明する役割のツッコミが、もっとわかり易く客に伝わる工夫や演技力(言語表現・身体表現)の向上を計れば、M-1決勝進出も夢ではないはず。

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素人の僕なんかに言われるまでもなく、そんな事は十分わかってやっているのでしょうが、笑いの質に対する加納愛子のプライドが邪魔しているのでしょうか?

ネタは書かない《陽気》担当の村上愛は、一般に受け入れられ易く好感度も十分あるキャラクターなので、先兵隊としてテレビバラエティーにガンガン出て、《Aマッソ》の存在を知らしめ、それを糸口に露出を高めてもらいたいですね。

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《笑い飯》に憧れてこの道に入ったという加納愛子なのですが、コント等を含めたネタ全体の傾向としては《ジャルジャル》の匂いが強く感じられ、女芸人でこれらのネタをを成立させるのは至難の技。

凄い事だと思うのです。

何故か?

人間は、本能として他者と対峙した時、まず異性か同性かを確実に見極めた後その対応をとります。どちらかわからない場合は、凄く不安になり必ず確かめようとするそう。

女芸人の一番のハンディーはそこにあり、まず女性である事を認知してもらった上で、その空気感のなかでネタをやるわけで、 男芸人と同じネタをやっても素直に笑って貰えず、女性ならではのネタをやらざるをえないのです。

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これを覆し、女を一切武器にせず、男芸人と同じ土俵でネタの内容のみでガチンコ勝負出来る女漫才師の出現は、革新的な出来事でしょう。

その土俵に上がれる女芸人のコンビは、《Aマッソ》《Drハインリッヒ》《日本エレキテル連合》くらいではないでしょうか(僕の知らない若手女芸人がいたらゴメンナサイ)。

https://blog.akiyoshi-zoukei.com/katsu/post-558

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レベルの高い熾烈な争いが予想される今年のM-1決勝進出は、少し厳しいかもしれませんが、《Aマッソ》の場合、どちらかというとキングオブコントの決勝進出の可能性の方が、高いと思います。

わかり易くその面白さを伝える事の出来るネタ2本揃える事が出来たなら、優勝もあるかも?(ジャルジャルも未だ果たせていないので無理なのか?)

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とにかく今年は、地上波テレビの露出を増やして、沢山のお笑い番組でネタを披露していただきたいものです。 まだ一枚もライヴDVDが発売されていないので(6月21日発売らしい)、長尺のネタや、テレビ的にNGなネタは見た事が無いのです。

爆笑問題の太田の話によると、《Aマッソ》《尼神インター》のライヴは、客が引く程の下ネタを連発するらしいので、一度でいいからライヴを観に行きたいものです。

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相変わらず、様々な分野で女性の活躍が目立つ昨今ですが、天から授かった才能のある人間は、沢山の人々にその芸を見せて行く義務みたいなものがあるはず。

そういう意味においても《Aマッソ》は、絶対に売れないといけないのです。

おしまい