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『ザ・タイガース 世界はボクらを待っている』に見る、ただただ楽しいだけの、アイドル総出演『スカスカ・コメディミュージカル映画』待望論。

シルビイは遠い昔に銀河の彼方へ帰ってしまったけれど、今一度、星のお姫様が現れて、古今東西、日本のアイドル総出演の、全編ラヴ&ピースな『スカスカ・ラヴコメディミュージカル映画』の作成を強く切望するのです。

SMAP解散騒動も怪我の功名?  私、ジャニーズアイドルの味方です。

アイドルの括りには入らないのかもしれませんが、ジャニーズにとって脅威のエグザイルグループが飛躍的に台頭する中、一連のSMAP解散騒動で、ジャニーズ事務所は、その屋台骨を揺るがしかねないほどのダメージを負いました。しかし、エグザイルファミリーの勢いも、多少の翳りが見え始めた今、多様性に富んだジャニーズアイドルの逆襲が始まろうとしています。

日本ミュージカル映画の最高傑作! 映画《嫌われ松子の一生》万歳!

厳密な意味ではミュージカル映画の範疇に入らないのかもしれませんが、音楽で物語の大半を表現しているという意味では、この映画をミュージカルと言ってももよいのではないでしょうか? 陳腐でなさけなくて、どうしょうもない人生を コメディータッチで描いてみせることで、人生において、幸、 不幸を計ることの無意味さを映画《嫌われ松子の一生》は教えてくれます。

《みをつくし料理帖》 料理は、おもてなしの(こころ)の表現だということをあらためて思い起こさせてくれる、心地よいドラマです。

高の役者陣、最高の美術・衣装、最高の照明、最高の音楽。そして最高の脚本。このすべての奏でる音が、素晴らしいハーモニーとなってテレビ画面から放たれる時、ひねくれ者の僕でさえ、「良いものを観させて頂きました。」と素直に言えるほど、こころが洗われます。

キース・ジャレット《ケルンコンサート》全編即興で奏でられる、そのピアノ旋律の信じられない程の美しさは、まさしくモナドの領域!

奇跡的な名奏。しかし、この演奏がジャズなのか否か?大きく議論の分かれる所でありますが、音楽的に素晴らしく感動的であれば、そんな事はどうでもよいのです。間違いなくキース・ジャレットの代表的名盤です!

《深夜食堂》昭和の残り香が漂う、おやじドラマ。末端の人々の集う場末の止まり木。

今やテレビドラマはどの年代層をターゲットにすれば良いのかすら予測出来ず、どの局も視聴率の低迷に苦しんでおります。その中で、ドラマ《深夜食堂》シリーズは、深夜放送にもかかわらず高視聴率を続けています。その理由は、僕ら中高年の疲れ果てた悲しきオヤジ共の心に、素朴で懐かしい、あたたかな料理を振る舞ってくれるからなのでしょう。

沢田研二(ジュリー)こそ、僕の母の人生を救ってくれたスーパーアイドルでした。

日本の歌謡界は世界に類を見ない程の多様性を誇っています。中でも沢田研二から始まるアイドル文化は日本独自のもので、インターネットが広範囲に普及した現在、ジャニーズやAKBグループなどのアイドルファンの輪は全世界に広がっております。また、日本のファンが「アイドルに何を求めているのか?何を託しているのか?」等の微妙な心情までも、海外のファンは理解しつつあるようです。