音楽一覧

ネオ昭和歌謡①《なかの綾》 昭和歌謡曲を新たなラテンアレンジで今に伝える、ホステス感を全身にまとった歌謡シンガー。

ちょうどいい美しさ。ちょうどいい歌唱力。ちょうどいいヤサグレ感。そしてちょうどいいキャバレー感。 昭和歌謡を今に蘇らせ、新たなエッセンスを注ぎ込み、ちょうどいい昭和感満載で歌い上げる歌謡シンガー最後の砦《なかの綾》 瀕死の歌謡曲を救えるのは、もうあなたしかいないのです!

あぁ麗しの昭和歌謡曲⑦ 尾崎紀世彦《さよならをもう一度》圧倒的なスケール感とドラマ性。いつまでも浸っていたい悲哀感。

圧倒的な歌唱力と表現力を併せ持つ、稀代のエンターティナー尾崎紀世彦。レコード大賞受賞曲《また逢う日まで》に続くシングルが《さよならをもう一度》でした。小さな小さな失恋の別れ歌を宇宙的なスケールに転写し、おおらかに歌い上げてくれた尾崎紀世彦。昭和の時代、取るに足らない僕の失恋のトラウマをドラマチックに解き放ってくれたのです。

《題名に月のついた名曲10選》あらゆるジャンルの中から超私的に厳選した =Songs For Moonlight=

古今東西、月にまつわる楽曲は数多く生まれています。月の放つ光とその引力は、地球の生物に大きく関わっているそう。まして心を持った人間に及ぼす影響力は絶大で、人の感情は月の満ち欠けに、ぴったりとシンクロしています。だからこそ月は、世界中の人々の詩情を誘発するのです。

のぞきからくりムービー②《銀の月》(試作) 太陽は人の身体をつくり、月は人の心をつくる。

黒く深い川に架かる古い木橋。その木橋のこちら側とあちら側では、太陽の光も色も吹いている風も、まるで異なります。しかし、日が暮れて、東の空に月が昇る頃、そう、見えていたものが見えなくなり、見えなかったものが見えてくるその時刻、月の光は、八百万(やおよろず)の物語を黒い川面に映し出すのです。

やっぱ、ザ・ピーナッツが大好きだぁーーっ! 改めて振り返る、その歌声と日本歌謡界に与えた多大なる功績。

1959年、日本ポップス界の黎明期、奇跡のように現れた双子デュオ《ザ・ピーナッツ》 その飛び抜けた歌唱力とダンスパフォーマンス、そしてコメディエンヌとしての才能は、当時の日本が誇る、世界を股にかけた超一流のエンターティナーだったのです。

ミュージカル映画《グレイテスト・ショーマン》 圧倒的なクオリティの楽曲と演出。これぞキング・オブ・ミュージカル! キング・オブ・エンター テーメント!

ここ最近のミュージカル映画の中で、断トツで面白かったハリウッド・ミュージカル! 題材とされているテーマはありきたりのものだけど、この理屈抜きで涙があふれる、圧倒的な高揚感はどこからくるのか?

祝! 2018.3.11 沢田研二・ニューシングルリリース! スーパースター・ジュリーの今と昔に想いを馳せて……。 

去年、大変な盛り上がりを見せた《沢田研二50周年記念LIVE》。そして今年、古希を迎えたジュリーの勢いはとどまることを知らず、2018.3.11 ニューシングルをリリース。さらに今年も7月から来年1月にかけて、全国縦断ツアーが大々的に開催されます。そしてたまたま見つけた、44年前の1974年に行なわれた《JULIE ROCK’N TOUR’74》全国縦断ツアーのチケットとスナップ写真を眺めながら、スーパースター・ジュリーの今と昔に想いを馳せて。

あぁ麗しの昭和歌謡曲⑥ 西田佐知子《コーヒールンバ》 始めて聴いたラテンのリズム。初めて飲んだサイフォンコーヒーの苦い味。

《コーヒールンバ》と言えば西田佐知子、西田佐知子と言えば《コーヒールンバ》。誰が何と言おうとも僕の中では絶対的にそうなのです。《素敵な飲み物コーヒー・モカマタリ》や、《南の国の情熱のアロマ》は、当時何のことかチンプンカンプンだったけれど、そこがまたとてつもなく魅力的だったのです。

100回聴いても飽きないアルバム④ オスカー・ピーターソン《プリーズ・リクエスト》

ジャズ愛好家の間では、あまり人気のないアルバム《プリーズ・リクエスト》なのですが、朝飯前に軽ーーく演奏していても尚、この超絶技法とグルーブ感。ジャズピアノ入門アルバム第一位(今決めました)に燦然と輝く、オスカー・ピーターソン・トリオのもっともポピュラーな一枚。