
《沢田研二バースデーライブ2023》感想文追記 なんなんだこのスーパージジィは?
情熱の赤旗はためくステージで白髪の長髪を振り乱し、声を限りにロッケンロールを歌い狂う沢田研二! この尽きることのない燃える様なパッションはなんなんだ!
情熱の赤旗はためくステージで白髪の長髪を振り乱し、声を限りにロッケンロールを歌い狂う沢田研二! この尽きることのない燃える様なパッションはなんなんだ!
《華麗なるジュリー》から《加齢なるジュリー》へ。齢75のジュリーが魅せる新たなる美意識。 ナチュラルに老いることをエンターテーメントとして昇華させた潔さと美しさ。その大いなる覚悟に乾杯!
いやぁーーっ、なぜか嬉しい、頼もしい。 山田洋次監督・映画《キネマの神様》の主演:志村けん代役が、まさかまさかの沢田研二に決定! というビッグニュースが飛び込んでまいりました。
今年もやってきました! 沢田研二コンサートツアー福岡公演! 去年の《ドタキャン騒動》のプロモーションもすっかり収まり、今年は静かに幕を開けたコンサートツアー。 二年目に突入したボーカル&エレキギターのデュオライヴ。 はたしてどのように進化した音を僕たちに聴かせてくれたのか?
忘却の彼方にあった楽曲《タイガースの子守唄》。若き日のジュリーの歌声を耳にし、美しい総天然色写真が印刷されたカラーレコードを目にした瞬間、そのメロディーラインと、むさぼるように食べた明治ミルクチョコレート・デラックスの超絶な美味しさは、50年の時空を越えて一気に僕の視覚、聴覚、味覚のすべてを占領してしまったのです!
《ドタキャン騒動》という古希の沢田研二コンサートの大プロモーションを経て、《70YEARS LIVE OLD GUYS ROCK》は、全国66箇所を大盛況のうちに無事完結(代替え公演はあるけどね)。 千秋楽の武道館3daysは満員御礼! メディアはジュリー及びそのスタッフ、そして全国のジュリーファンの底力を改めて知ることとなったのです! ジュリーファンをなめんなよっ!(僕は武道館、行ってないけど…)
相反する二つのジュリーで成り立つ沢田研二。《エンタメ気質》と《芸術家気質》のせめぎあいの中、常人では考えられない程の葛藤を抱えながら、スーパースター・ジュリーは50年歌い続け、生涯、枯草の上を飛びながら、闘い続けてゆくのでしょう。
ジュリーは転んでもタダでは起きません! 《ドタキャン騒動》という超ネガティヴな話題で連日ワイドショーを賑わせている沢田研二。当初の否定的な報道が、ジュリーの謝罪のメッセージインタビューが流されたのを機に風向きは徐々に変わってゆき、今やコンサートツアーの一大プロモーションの様相を見せており、今現在のジュリーを大衆に知らしめる絶好の機会となっているのであります!
「ボーーッと生きてんじゃねぇーよっ!!」と、毎週チコちゃんに叱られ続けている僕は、「これではいけないッ、目を覚まそう!」「いつまでも引きこもっている場合ではない!」と、福岡国際センターへ。 僕より十ほど年上の沢田研二は《沢田研二70YEARS LIVE『OLD GUYS ROCK』》と銘打って、今年も元気に全国66箇所のツアーを敢行中! いまだ衰えをしらない沢田研二と柴山和彦。この二人のスーパージジィの福岡で起こした風は、はたして、ボーーッと生きている僕の心の中を吹きぬけたのか?(知らんわっ!)
沢田研二 70YEARS LIVE『OLD GUYS ROCK』初日。 な、なんと度肝を抜く二人ボッチの武道館公演。はたして《スーパースター・ジュリー》はどこへ行く!