プランニングと同時進行でCGパースを作成。 空間デザイナーにジャストフィットの3Dソフト

CGパース2

3Dソフトに詳しい人には今更感満載でしょうが、Trimble社の3Dソフト「SketchUp」
鉛筆でスケッチする感覚で3D画面上でプランニング出来、他のレンダリングソフトを組み合わせれば、クオリティーの高いCGパースも作成できます。

僕の様に、齢50を超えてから3Dソフトに手を出す事は、非常にハードルが高く敬遠される方も多い事と思います。でももう安心! この「SketchUp」さえあれば貴方も、いとも簡単に一流デザイナーの仲間入り!

と、安物の通販番組の謳い文句の様なことを言いたくなる程、このソフトはすぐれものなのです。10年以上前から販売されている3Dソフトですが、僕が以前使用していた物とは、比較にならない程の使いよさ。(価格は「SketchUp」のほうが遥かに安価)
30年以上のキャリアで、意地でアナログ道を邁進して来た僕も、時代の波には勝てず、泣く泣く3Dソフトデビューを果たしたのは5年程前の事。最初の3Dソフトとの相性が悪く、益々パソコンが嫌いになっていた1年程前、この「SketchUp」に出逢いました。

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まず、このソフトの最大の特徴として挙げられるのが、モデリングの基本となっているプッシュ・プルツール。この機能のおかげで、平面・立面ではなく、いきなり3D空間での入力操作が可能となります。これはプランニングの過程で、何度も修正しながらも同時に3D確認出来るという事。長年アナログで作業してきた方には、違和感なく使用出来るはず。

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また、マテリアルもjpgやpngの画像を簡単に張り付け可能で、編集機能によって回転、傾斜、拡大縮小することが出来ます。
素材は、3D warehouseでダウンロード可能。各種什器や自動車、植栽など沢山の素材が自由に使用できます。使い方も世界中のユーザーが各種マニュアルをアップしてくれていますので、ネット検索すれば、大体の所は理解出来ます。(僕が使用できる程使い易い)
その他にも便利な機能満載ですが、詳しい事はウィキペディアや他のサイトに譲ります。

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尚、3Dパースを仕事で使用するクオリティーに仕上げるには、レンダリング後フォトショップでそれなりの加工は必要ですが、ニーズに対応出来るレベルに仕上げる事は十分に可能だと思います。

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Trimble社の回し者でも何でもない僕ですが、アナログ人間が人に勧めたくなる程感動し、嬉しくなったので思うままに書いてみました。(とっくの昔に知っとるわっ!とお思いの方ゴメンナサイ)
僕の友達「SketchUp」 これからの仕事、楽しみです。

おしまい