あぁ麗しの昭和歌謡曲④ 園まり《逢いたくて逢いたくて》 その艶めきと哀愁の瞳が、友達のお母ちゃんの瞳と重なる時。
その美貌と切ないほどに艶っぽい歌声で歌われる《逢いたくて逢いたくて》 昭和歌謡曲・色っぽいお姉さん部門の第一位に、燦然と輝きます。その佇まいは、当時小学生だった僕に、艶めきと哀愁の意味を教えてくれました。
その美貌と切ないほどに艶っぽい歌声で歌われる《逢いたくて逢いたくて》 昭和歌謡曲・色っぽいお姉さん部門の第一位に、燦然と輝きます。その佇まいは、当時小学生だった僕に、艶めきと哀愁の意味を教えてくれました。
何度聴いても、その度に感じる切ない程の慕情と郷愁。昭和歌謡の隠れた名曲《みんな夢の中》。浜口庫之助のメロディーに高田恭子の歌声が響くと醸される、この説明不能ななつかしさは、いったい何処から来るのか?
七面倒くさい理屈やアーティスト感のすべてを排除した、まったく意味のない単純明快スカスカのラヴソング。《うぶな少女のプラトニックなひと夏の恋》ただそれだけの物語がそのメロディーに乗って、聴き手の胸の内で大きく膨らんでゆくとき、時間の経過と共に沢山の意味を持ち始めます。