
《沢田研二 50周年記念LIVE》観戦記 50年50曲・豪華絢爛!百花繚乱!ジュリー狂乱! その時々に咲かせた花々が、今宵一夜にして咲き誇る!
ジュリー69歳!今なおステージ上で戦っております。今年還暦のジジイが見た《沢田研二 50周年記念LIVE》鳥栖市民文化会館大ホール大会。徹底的主観で語る、沢田研二の現在。※本来は鑑賞記なのでしょうが、ジュリーは未だ戦っているので、観戦記といたします。
ジュリー69歳!今なおステージ上で戦っております。今年還暦のジジイが見た《沢田研二 50周年記念LIVE》鳥栖市民文化会館大ホール大会。徹底的主観で語る、沢田研二の現在。※本来は鑑賞記なのでしょうが、ジュリーは未だ戦っているので、観戦記といたします。
《NHK紅白歌合戦》が全盛を誇っていた1970年代。お年寄りから子供まで、ほとんどの国民は、この番組を食い入るように観ていました。とりわけ1972年の紅白は昭和歌謡全盛期で、平均視聴率は何と80.6%! 我らが沢田研二(ジュリー)が、初出場を果した年でもあったのです。
凄まじいばかりのエンターティナー魂。50年歌い続けても尚、その貯金にすがる事無く、新規のファンを求め続ける心意気! ここまで頑固で、真正直に生き抜いているロッケンロールジジィは、清々しくもあるのです。
シルビイは遠い昔に銀河の彼方へ帰ってしまったけれど、今一度、星のお姫様が現れて、古今東西、日本のアイドル総出演の、全編ラヴ&ピースな『スカスカ・ラヴコメディミュージカル映画』の作成を強く切望するのです。
日本の歌謡界は世界に類を見ない程の多様性を誇っています。中でも沢田研二から始まるアイドル文化は日本独自のもので、インターネットが広範囲に普及した現在、ジャニーズやAKBグループなどのアイドルファンの輪は全世界に広がっております。また、日本のファンが「アイドルに何を求めているのか?何を託しているのか?」等の微妙な心情までも、海外のファンは理解しつつあるようです。
郷愁を誘う古き良き時代のラヴソングをシンプルに歌うことは、直接的ではないけれど反戦、反原発のメッセージにはならないのでしょうか? 戦後70年余り、おおらかにラヴソングを歌える幸せ。このような日常の何でもない暮らしを守ることこそ、僕たちの願いです。
デビュー50周年、おめでとう御座います。比類無き《スーパースター・ジュリー》は、一時期、その輝きを失ったかの様に見えました。しかし今、 50年のキャリアのすべてを唄声に乗せて、新たな輝きを放っています。