中島みゆき一覧

女流講釈師《神田鯉栄》 中島みゆき《ファイト!》の曲をBGMに、語りまするは《修羅場語りの神田鯉栄・登竜門の誉》の一席!(パン!)

人間国宝・神田松鯉を師匠と定め、怪人奇人・神田伯山、直の姉弟子 (パン!)、その名も女流講釈師・神田鯉栄ここにあり!(パパン! パン!パン! )、長年の修行の末鍛え上げた、ドスの効いた修羅場読み!(パン!)、寄席高座の釈台を、叩く張りおうぎの軽快な響き!(パン!パン!)、その度に、きらりきらりと光しは、傷つき剥がれかけた鯉の鱗のゆれる様!(パン!)、心を削り身を削り(パン!)、冷たき滝を昇る姿は鯉のごと!(パン!パン!)、今こそ化して龍となり、時空を越えて縦横無尽(パン!)、天上天下唯我独尊、自在自由に天界地界を駆け巡れ!!(パン!パ・パン・パン!)

僕達を救ってくれた珠玉のフォークソング③ 中島みゆき《ホームにて》 ふるさとへ向かう最終列車を何度も何度も乗り遅れた果てに手のひらに残ったのは、白い煙と乗車券。

中島みゆきはズルいのです。 故郷を後にして、都会の冷たさや不条理に翻弄されながら必死に生きている僕たちの心の隙間にスッと忍び込み、「大丈夫、それが人生だから。」と耳元で囁くのです。そんなこと言われたら心のタガが一気に外れて、大号泣するに決まっとるやろーーーーーーーーっ!! さらに、惚れてまうやろーーーーーーーっ!(古っ!)

僕達を救ってくれた珠玉のフォークソング② 中島みゆき《時代》は、時代を越えて歌い継がれる永遠のスタンダードナンバー。

どれだけ売れようとも、どれほど有名になろうとも、デビュー当時からまったく変わらないその立ち位置。脆く儚い《感受性》を保ちながら世間と対峙し、刀折れ矢尽きても尚、その《感受性》を曇らせずに生き抜いている、名もなき多くの社会的弱者のために歌い続ける生粋のフォークシンガー。

《命名考》9 中島みゆき『誕生』の歌詞を読みながら、人が産まれ出て命名されることの誉を考えてみる。

新時代、令和の幕開けから早くも一か月が経とうとしています。 令和元年に生を受けた新生児の誰もが、ご親族の《Welcome》の祝福と、令和元年の《宇宙の響》を乗せて命名されます。 今回は、天からの無条件の《慈愛の光》を歌う、中島みゆきの名曲『誕生』の歌詞を読みながら、新生児が命名されることの誉を考えてみようと思うのです。