ショートショート一覧

《サイレント・イヴ》辛島美登里 本当は誰れもがやさしくなりたい、それでも天使に人はなれないから……。

透明感のある美しすぎる歌声。辛島美登里の《サイレント・イヴ》は、毎年クリスマスの季節になると僕の心の中で鳴り続けます。この歌は失恋の歌なのだけれど《願い》を突き抜けて、「魂の限り真剣に《祈る》ことが出来れば、その人の心の中に天使(エンジェル)が舞い降りて、《許し(愛)》という名の煌めく星々の入った心の宝箱のカギを開けてくれる歌」なのです。 信じるか信じないかは、あなた次第……

あぁ麗しの昭和歌謡曲③ 中山千夏《あなたの心に》この歌を聴けば蘇る、あの子の面影と煌めく花のパッチン留め

今でも、口ずさむと涙が出てきそうになるほどに美しく、心にしみるメロディー。歌詞もメロディーもこれほどまでにシンプルで装飾を施さない楽曲は、それぞれの聴き手に様々な情緒を思い起こさせます。この曲にまつわる、ショートショート劇場・遠い昔の初恋物語。