詩人・田村隆一《帰途》 沈黙に内包されていたすべての言葉たちが解き放たれた時、思考(時間)が動き出し世界が曇り始める。 2019/1/6 文学 言葉、思考、時間の範疇で捉えきれないもの(ありのままの世界)をあえて言葉で表現しようとする詩人の詩は、確実に矛盾を孕みます。それは時間の範疇にない《永遠》を時間で測るようなもの。