僕達を救ってくれた珠玉のフォークソング④ 吉田拓郎《流星》は、捨ててしまったトキメキや、捨てざるを得なかった切望たちの《鎮魂歌》なのか?
40年以上前にリリースされた《流星》は、何故これほど、世代をこえて共感を呼ぶのでしょうか? 《流星》を聴くたびに、遠い昔に捨ててしまった《トキメキ》たちや、二度と追体験できるはずのないその時々の《心の疼き 》 が、よみがえってくるのは僕だけではないのでしょう。
40年以上前にリリースされた《流星》は、何故これほど、世代をこえて共感を呼ぶのでしょうか? 《流星》を聴くたびに、遠い昔に捨ててしまった《トキメキ》たちや、二度と追体験できるはずのないその時々の《心の疼き 》 が、よみがえってくるのは僕だけではないのでしょう。
元来、演歌を毛嫌いし、ポップス志向の強かったヴォーカル・前川清。しかし、デビュー当時から演歌を歌わされ、たどりついたのがこの《東京砂漠》。ド演歌な恋歌なのだけれど、その凄みのあるゴリゴリの歌唱は、前川清にしか出せない超硬派な昭和歌謡曲だったのです!
「僕達は未だかつてこれほどまでに、おぞましい笑い声を聞いたことがあったか?」全生物の中で唯一《笑い》という感情を持つ人類。しかし、その《笑い》という《陽》の感情の奥に隠されているのは、《不安》《不信》《嫌悪》《失望》《恐怖》《怒り》《絶望》《破壊》という人間が持ってしまうすべての《陰》の感情。 はたしてこの《笑い》という切り札(ジョーカー)は、《滅亡》への切り札なのか?《救済》への切り札なのか?
世界は常に変化しながら、その一瞬一瞬に二度と再現することのできない美しさを放っています。 色と光のハーモニー、風が運ぶ草木のメロディー。 これら森羅万象の響きを感じ取れる感受性で世界を見た喜びと感動をダイレクトに伝えてくれるサラ・ヴォーンの《ラヴァーズ・コンチェルト》