2018年10月一覧

沢田研二と沢田研二の相克 隠れた名曲《風は知らない》から読み解く、ジュリーのまだ見ぬ大空の景色。

相反する二つのジュリーで成り立つ沢田研二。《エンタメ気質》と《芸術家気質》のせめぎあいの中、常人では考えられない程の葛藤を抱えながら、スーパースター・ジュリーは50年歌い続け、生涯、枯草の上を飛びながら、闘い続けてゆくのでしょう。

《沢田研二さいたまスーパーアリーナ・ドタキャン騒動》に考える、《エンターテーメント》におけるプロフェッショナルとは何か?

ジュリーは転んでもタダでは起きません! 《ドタキャン騒動》という超ネガティヴな話題で連日ワイドショーを賑わせている沢田研二。当初の否定的な報道が、ジュリーの謝罪のメッセージインタビューが流されたのを機に風向きは徐々に変わってゆき、今やコンサートツアーの一大プロモーションの様相を見せており、今現在のジュリーを大衆に知らしめる絶好の機会となっているのであります!

《初恋の匂い薫る名曲10選》ラジオから流れ出るミュージック。ジジィになっても胸にジュンとくる、永遠の=Song of first love=

心の準備のないまま、ラジオから不意に流れてくる邦楽や洋楽の数々。一切その曲のイメージを持たないまま(意味や理屈)まっさらな心で受け取ったメロディーと言葉の響きは、ダイレクトに僕たちのDNAの波動にシンクロします。それはまるで初恋のときめきにも似た一瞬の煌めき。

あぁ麗しの昭和歌謡曲⑧ 橋幸夫《恋のメキシカン・ロック》昭和リズム歌謡の傑作! ラテンロックのリズムに乗って♪ゴーゴー!ゴーゴー!

僕たちが、♪メキシカンロック、ゴーゴー、ゴーゴーと口ずさめば、ラテンのステップを踏みながら満面の笑みで躍り出てくる角刈りの貴公子・橋幸夫。いまだ現役の75歳。 天下無敵の歌唱力と、パンチのきいたロックとルックで、ゴーゴー、ゴーゴーなのです!!